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ヴィム・ヴェンダース「ベルリン・天使の詩」

IMG_4044.jpg

初めて見たときは
前半でなかなか話が進まないので
少し退屈を感じはじめたが
天使が地上の肉体を欲しはじめると
展開がイキイキとしてきて
最後はなんとも爽快な気分になった。

と同時に、もう一度前半を
注意深く見てみたいと思った。

結局数年後にもう一度見たが
そのときは活劇的な要素のない前半が
むしろ強く印象に残った。

ただそれは
映画としての感動ではなく
詩を読む魅力だった。

天使は人間の内面の声を聞きとるが
そうやって聞きとられたさまざまな人の声が
コラージュされて街の声、歴史のいまの声となる。

図書館で本を読む人たち
未来に絶望している地下鉄の乗客たち
交通事故で重傷を負ったひとりの男

字幕を読むだけでも詩を感じるのだから
原語を聞きとれれば
どんなに美しいか。

この前半は
好きな詩を読み返したくなるように
これからも見なおしてみたい。
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