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J.S.バッハ:イギリス組曲スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CIMG4508.jpg

この演奏を聴いて初めて
音の美しさというものに打たれた。

録音はコンサートのライブ音源で
ピアノの音は不明瞭につぶれて
一音一音がクリアには聞き分けられないような箇所も多いのだが
スピーカーを天井近くに設置していたこともあって
その不明瞭な音が雲状の厚みのある壁のようになって
そこから時折、粒立ちのいい澄んだ数音がはじき出されて来た。

そんな音を追ってゆくと
人が演奏しているというより
音自体が自律的に生きている感じを受け
そう感じる自分は
感覚を備えた肉体というより
透明な場になっていて
そこを音が通過していく感じだった。

この体験によって
ピアノという楽器に
決定的に魅せられた。
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