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ストレスの根:戦闘モード

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朝、目覚めてから起床するまでに
布団のなかでその日の課題と
それらをこなす段取りのイメージをする。

起床後、テレビは見ない。
新聞も読まない。
その日じゅうに詰めたい考えにだけ
意識を集中していたい。

家を出ると速足で歩き
駅の階段は大腿四頭筋のトレーニングといった感じで
速く昇り速く降りる。

ゆっくり歩いている人は
邪魔な障害物としか
見えていない。

満員電車での移動中は
i-podの音楽でバリアを張り
思考の糸を守ろうとする。

電車を降りたら
コンビニで菓子パンを2つ買い
イタリア人でもないのに
朝は甘いものでスタート。

ノートブックを起動して
メールをチェックしながら
自分が十分に戦闘モードに入っていることを確認する。

仕事は闘いだという観念があって
そのために、なかば儀式めいた意識のコントロールを
毎朝繰り返す、何年も。

仕事には闘いの側面が確かにある。
コンペに勝つことが自分の役割だからで
それは否定できない。

その闘いを楽しむことはできない。
そもそも楽しむということを
なにか低級なことと見なす自分がいる。

がんにならなければ
この状態はまだまだ
つづいていただろう。

自分はしっかり武装できていると思っていた。
対他的にはそうだっただろう
が、自分に対してはそうではなかった。

戦闘体制のなかで無意識が反発し
ストレスを生んで免疫力を低下させた。

がんの治療は自分にとって
武装の解除という意味をもっている。

ただ、闘いは終わったという情報が
自分の各所になかなか伝わらない。

肉体の隅々に
記憶の隅々に
戦闘員を配置してしまったので
彼ら彼女らを個別訪問して
事情を説明しなければならないからだ。
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