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直腸がんステージⅣ診断後1年の心の変化 12

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大腸がんの場合
原因の7割程度は生活習慣から来るようなので
がんが増殖してきたこの10年の
自分の生活習慣を変えようと考えた。

分かりやすいのは
食生活と身体活動だった。

食生活なら
自分が実践してこなかったこととして
たとえば、3食のタイミングを規則正しくするとか
よく噛むようにするとか
食事の内容を野菜中心にするとか
実行の難易度はともかく
具体的な変更プランは考えやすかった。

身体活動も同様で
がんは無酸素の解糖系で
糖質をエネルギー源にするというのだから
脂質をエネルギー源にする
有酸素能力を高めることが目標になり
エアロビックな運動の習慣化を考えた。

むづかしいのはメンタルだった。

ストレスが免疫力を下げ
その状態が
がんの増殖を許してしまうという。

ということは
ここが改善されなければ
たとえ標準治療がうまくいっても
いずれ再発再燃することになる。

そこでリラクゼーションノウハウを試したが
表面的な意識が落ち着きを得ても
心の根っこはいつでも
自分をストレスに追い込もうとしている
そう感じられた。

30年間、山で修業をして
悟りに達した修行者が
里の者に乞われて
みんなの前で話をするため
山を下りて聴衆のなかを進もうとした。
そのとき、足を踏まれた。
すると、修行者は怒って
激しくなじり始めた。

不動心を得たはずの修行者が
容易に怒りにとらえられる。

これと似たような体験が
自分にもあった。

数か月、自宅で静養したことで
心理的にはずいぶん穏やかになり
自分の性格は少し丸くなったにちがいない
そう思っていたら
会社に顔を出すため
朝、ラッシュアワーの電車に乗ると
それだけで仕事に向かう戦闘的な気分になった。

意識のモードから
神経や肉体の働き方までを統合した
一種の体制というものがあって
それが満員電車に乗っている状態に
対応しているのだろう。

生活の局面局面で
こういった体制ができていて
ある局面に身を置けば
習慣化したモードが瞬時に作動する。

自分の場合
ストレスフルなモードが多い。

ストレスは成長に欠かせない
そう考えて、
自分で自分をストレスフルな状況に
追い込むようなことをしてきたからだ。

こういう認識があって
ストレスへの対処という課題としても
生き方の問題としても
過去と和解すること
過去と関係を結びなおすことが
どうしても必要だと感じられた。
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